【引越し屋】肉体労働なのできつい仕事と思われがちだけど、お金も入るし筋トレ代わりにもなるし新しい人間関係もできた。私には一石三鳥の職業でした。

【引越し屋】肉体労働なのできつい仕事と思われがちだけど、お金も入るし筋トレ代わりにもなるし新しい人間関係もできた。私には一石三鳥の職業でした。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
20歳

【当時の職業】
アルバイト

【当時の住まい】
持ち家実家で祖父母、両親、妹3人

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
高校生の時、野球の備品購入にお金が必要でバイトを探したのですが、その中で土日祝で日銭が稼げる理由で選びました。

【環境と仕事内容】
主に引っ越し助手。
運転はしないけれど引っ越し要員として駆り出される一員でした。
出発時間だけ知らされて事務所に集合し、どこに行くかも伝えられないまま車で現場へ行って、その現場限りの時もありますが、終了して更に何件か応援に行くこともありました。
複数件こなした時には歩合が出ましたので、当時は若かったので有難かったです。

【大変だった時期】
2年目の20歳くらいの時




【大変だったこと】
予定が聞かされないことが一番きつかったです。
最初に今日の予定をミーティング的に数分こなしてくれれば良いものを、全く聞かされずに行くので、終わりが見えない疲労がありました。
勿論、こちらから聞いたりもしたのですが、朝一番のせいかご機嫌斜めの先輩上司の顰蹙を買うこともしばしばだったので、聞かなくなりました。
階段5階層の団地などもありましたが、若かったこともあり仕事量的な苦はありませんでしたが、お客さんが荷物をまとめていない状況からのスタートというのもきつかったです。
重い軽いではなく、最低限当日までに纏めておいて欲しいですね。
今でこそ全てを業者がやるみたいなサービスもありますが、当時はそのようなサービスなどありませんし、手つかずからのスタートの場合、どこまでが本人でどこまでが業者という分担も暗黙の了解だったので、スピードも上がらずとてもしんどかったです。

【大変だった期間】
約1年ほど。
登録制だったのでそれからはスポット参戦というケースが増えていきました。




【当時の心境】
ほぼ周り全員が年上だし先輩だったので、複雑な関係はなかった点が働きやすかったです。
時に不機嫌な人間も多かったですが、その点は職業柄なのかなと勉強にもなりましたし、現場ではやはり頼れる存在でしたので、とにかく早く仕事終わらそうという気持ちで当日を迎えてました。
朝早いので、冬の朝だけは寒いし精神的にもきつかったですね。

【職場が大変だった原因】
やはりミーティング不足かなと思います。
意思疎通もままならないまま現場について作業を始める…とてもじゃありませんが最大能率で仕事はこなせません。




【仕事で良かったこと】
複数件行った際に歩合がついて通常の2倍くらいに給料が増えたことなどは、学生という身分もありましたがやはり嬉しかったです。
友達も数名通っていたので、バイト終わりにご飯を食べに行ったりしたのもとても懐かしいです。




【特にひどかった最悪の出来事】
直接的な仕事の内容ではありませんが、私が紹介した友達が当日になってドタキャンした時などは最悪でしたね。
私自身も凄いできた訳ではありませんでしたが、遅刻もなくつつがなく平々凡々と業務はこなしておりましたので、上司とは良好な関係を築けておりました。
が、友達のドタキャンがあった朝などはシリアスな雰囲気が漂い、一刻も早く自分の現場に向けて出発したかったです。
特に何か言われる訳でもありませんでしたが、ある意味、直接的に説教してもらった方が気が楽でした。
ただただ恐縮ですといった感じでずっと事務所のソファーで出発を待つ私に対し、現場の欠員補充に追われる上司の動きが機敏であれがあるほどいたたまれませんでした。
その友達はそれっきり呼ばれなくなったことは言うまでもありませんが、私に対しては直接的な罰則が下ることはありませんでした。
嬉しいとも悲しいとも言えない複雑な心境でしたね。




【相談した人・助けてくれた人】
一緒に働いた同じ学校の同級生です。
社員や上司の話で何時間でも盛り上がれましたね。
特に悪口という訳ではありませんが人間観察的な観点でああだこうだ話すのはとても楽しかったですし、学校というカテゴリー外の出来事だったので世界が広く感じました。

【改善のための行動】
タンスや冷蔵庫など数名で運ぶ重い物は力も必要ですがチームワークも大切です。
狭い階段などを通る際の声の掛け方や持ち方などは、口調こそ厳しいものの作業過程で上司に教わったものです。
自己流にならずここでは教えられた通りにすることに努めました。
勿論、それが最善の手法ではないと分かったとしてもです。
現場ではリーダーのやり方が絶対ということは徹底しました。




【現在の状況と心境の変化】
既に20年ほどが経過しておりますので、今となっては全てが懐かしく思えます。
今はデスクワークがメインなので力を発揮することはありませんが、要所要所で当時の経験が生かされる機会はあります。
団体での仕事でしたので、人間との接し方に関しては卒業後、社会に出てからも基本中の基本として応用できました。
籍を置いてもらった引っ越し業者には感謝の気持ちでいっぱいです。

【学んだこと】
率先して行動することです。
現場に4名で行っても4名全てが同じ労力で動く訳ではありませんし、さぼる人間だっています。
でも総合的に考えればやはり自分が率先して動くことが業務の終了に向けて近道となる、そう思って業務は全力で励みました。
何事も率先して動こうというこの気持ちはこの時に生まれたものだと思います



【当時の自分へのアドバイス】
日払い制度でしたので、仕事終了後にはお給料をもらえたのですが、これがいけませんでした。
仕事を終わってパチンコに行き、15分足らずで給料を全て使ってしまったなどということは山ほどありました。
あれだけきつい労働をしたのに、十数分で水の泡となるあの空しい気持ちは社会に出てからも何度もありましたが、当時の自分にアドバイスを贈るのであれば真っ先に「計画性をもってお金を使いなさい」と言いたいです。